ディズニーランドのアトラクション、プーさんのハニーハント。
プーさんのハニーハントのズオウとヒイタチのシーンでは、はちみつ型の大砲に撃たれるシーンがありますね。
あの大砲は、撃たれた際はちみつのような匂いがすることから「はちみつ大砲」・「はちみつ砲」と呼ばれています。
しかし実はあの大砲の煙…はちみつの匂いではないんです。
大砲ははちみつの壺の形をしているので、そこからプラシーボ効果が起きているのかもしれませんね。
ではあの匂いはなんなのかというと、スモーク液の匂いです。
スモーク液とは、ハチミツ大砲から出る煙の原料であるネバネバした液体のこと。
スモーク液は、いくつかの安全なグリコール類を混ぜ合わせて作られています。
つまりハチミツ大砲はハチミツの匂いではなく、食品添加用のプロピレングリコールと1,3-ブチレングリコール・トリプロピレングリコールにイオンのほとんどを除去した純水を混ぜた匂いということになりますね。
スモーク液がスモークマシンの中で温められると、液体から霧状に変化します。
それを散布させることによって、煙が上がったかのように見せているのです。
こちらのスモークは、舞台やクラブ、ライブなど幅広い場所で使用されています。
ちなみにスモークを発生させる機械とスモーク液は、Amazonにて購入可能です。
無限にハチミツ大砲を浴びながらテレワークがしたい方は、ぜひ以下のリンクからチェックしてみてください。
余談ですが、直後のプーさんが蜂蜜に溺れるシーンでは錯覚ではなく本当にはちみつの匂いがします。
煙といえば、インディジョーンズでも煙を浴びるシーンがありますね。
あそこでも、同じくスモークマシンを使用しています。
なお、こちらのはちみつ大砲は1台目か3台目のハニーポットに乗ると体験できます。
スモーク液の匂いを楽しみたい方は覚えておくと良いでしょう。
プーさんのハニーハントにおけるハチミツ大砲のお話でした。