出典:ピクサー「トイ・ストーリー4」「モンスターズ・インク」
この記事では、ディズニー/ピクサー映画に登場する社畜極まりないヴィランズ(悪役)たちを紹介します。
▼イラストで解説した動画バージョンはこちら
1.ベンソン(トイストーリー4)
最初の社畜悪役ベンソンは、トイストーリー4の悪役ギャビーギャビーの手下です。
彼らの社畜ポイントはこちら。
社畜ポイント
- 手足がボロボロなのに休めない
- 終始あらゆる肉体労働をこなすも給料ゼロ
以前「トラウマシーン集」でも紹介した通り、彼らはギャビーのためなら身を粉にして働きます。
ときには壊れた手足を引きずって疾走し、ときには数メートルの棚から積極的に飛び降りるのです。
彼らはおもちゃですから、召使いのような階級制度はありません。
法やルールに縛られずとも馬車馬の如く働く、とても健気なおもちゃです。
彼らについて語ったブログ記事を載せておきます。
2.ランドール・ボッグス(モンスターズインク)
出典:ピクサー「モンスターズ・インク」
次の社畜悪役は、モンスターズインクのランドール。
以前もお話ししたように、モンスターズインク自体はホワイト企業なんです。
ですが彼の置かれている環境はどう考えてもブラックです。
社畜ポイント
- 残業禁止の会社で残業する精神
- 馬が合わない同僚と隣の席
- 同僚と馬が合わなすぎて犯罪に手を染める
そう、彼を追い込んでいるのは会社ではなく自分自身。
自分で自分を追い込むセルフ社畜なのです。
彼は同僚のサリバンと馬が合わずいつもイライラしています。
サリバンは優しい性格でエースでみんなの人気者ですが、だからこそ気に食わないのです。
出典:ピクサー「モンスターズ・インク」
しかもサリバンとは隣の席。
毎日尋常じゃないストレスが溜まっていることでしょう。
エースであるサリバンに勝つため、社長の悪事に手を貸すランドール。
計画を進めるべく、彼は連日残業します。
出典:ピクサー「モンスターズ・インク」
しかしこの会社は残業禁止。
ルールを破ってでも一人残って残業する鋼の精神には胸を打たれます。
出典:ピクサー「モンスターズ・インク」
「昨日は寝ずに探してたんだよ!」
彼は一体何日寝ていないのでしょうか。
一度有給を取るべきです。
「お前のせいで我が社のエースを失うことになったんだぞ!」
「お前などサリバンの足元にも及ばん!」
ここまで社長を手助けしたのに社長から浴びせられる言葉は大体パワハラです。
こんな会社早く辞めるべきです。
結局最後までサリバンに勝つことができない彼。
終いには超危険な生物がウロウロしている世界に永久追放されます。
出典:ピクサー「モンスターズ・インク」
怖すぎです。一体このあとどうやって生きていけばいいのでしょうか。
「悪い奴は超危険な世界に追放」が公的に許されているところは、ホワイト企業モンスターズインクの数少ない闇かもしれません。
3.ジェフ・ファンガス(モンスターズインク)
出典:ピクサー「モンスターズ・インク」
社畜ポイント
- パワハラがヤバい
- 数ヶ月越しで作った機械を一瞬で破壊される
ファンガスは、今ご紹介したランドールのアシスタント。
ホワイト企業モンスターズインクも、彼からしたらブラック企業でしょう。
同僚のランドールに日々理不尽な理由でキレられ、毎日を怯えて過ごしている彼。
こんな会社早く辞めるべきです。
出典:ピクサー「モンスターズ・インク」
彼は、こんなものすごい機械を一人で作る才能の持ち主。
これを仕上げるまでにどれほどの時間がかかったのでしょうか。
出典:ピクサー「モンスターズ・インク」
しかしそんな機械もサリバンの手にかかれば一瞬にして鉄の塊と化します。
きっと彼はこの時辞める決意をしたでしょう。
しかし彼は、本作の悪役の中で唯一お咎めなしの人物でした。
社長は逮捕、ランドールは追放された中彼は野放しです。
出典:ピクサー「モンスターズ・インク」
こんなノリノリの笑顔で主人公を拷問にかけていた彼を許していいのでしょうか。
なかなか黒いところもある奴です。
出典:ピクサー「モンスターズ・インク」
「楽しいね 最高!」
part2はこちら
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