東京ディズニーシーにかつてあったアトラクション、ストームライダー。
今回は、ストームライダーの意外と知らないあの仕組みをイラストでご紹介します。
アニメーションでよりわかりやすく解説した動画バージョンもアップしています!
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「そんな馬鹿な!ぶつかるー!!」
デイビスのこのセリフとともに、ストームディフューザーが突如突っ込んでくるこのシーン。
この時点では天井に穴が空いていますよね。
しかしこれより前のタイミングで上を見ても、天井に穴は空いていません。
いつどういう仕組みで穴が開くか、ご存知でしたか?
ここで、天井の穴を真下から見上げてみます。
穴が空くこの部分は、よく見るとパイプ状になっています。
これを踏まえて、もう一度横から見てみましょう。
ゲストが搭乗した時点では、パイプに空いた穴はゲストから見えない方向を向いています。
穴の空いていない部分を下にしているため、ゲストからは普通のパイプに見えます。
ここで例のシーンになった途端、パイプが突如回転。
パイプに空いている穴はゲストの方を向き、ちょうどそこへストームディフューザーが刺さってきます。
つまり「パイプを回転させることで、直前まで穴を隠していた」ということ。
またこのシーンでは、ライド内で雷の点滅・揺れ・スモッグが引き起こされます。
激しい演出を起こし、パイプの回転に目がいかないよう設計されているんです。
さまざまな演出によって巧みにパイプの回転を隠す、超高性能な装置だったのですね。
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haramakikny.hateblo.jp
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