東京ディズニーランドのアトラクション、ジャングルクルーズ。
ジャングルクルーズのボートは、本当に操縦しているのでしょうか?
今回は、ジャングルクルーズの船の仕組みについて解説します。
結論から言うと、実はこの船はレールに沿って進んでいます。
船の裏側を見てみましょう。
船の底を見てみると、このような構造になっています。
船の裏側には支柱がついており、その先に横向きのタイヤがついています。
水の底にはそれを覆うような形の溝があり、この溝に沿って進んでいるのです。
レールに沿って進んでいるため、船がコースを外れることはありません。
なお、この溝とタイヤの間にはあえて余白が設けられています。
余白があることで、一般的なライドとは違い揺れが発生するのです。
これによって、レールに沿って動いているのではなく本物の船のように動いているかのようなリアルさを実現しています。
ちなみに、エンジンは本物。
ボートの作動や停止、スピード調整といった操縦はスキッパーの方が手動で行なっています。
また、アトラクション内の川の水が緑になっているのもこのことが関係しています。
ジャングルの水らしさを出すという目的もありますが、同時に船底のレールを隠すためでもあるのです。
ジャングルクルーズの船の仕組みのお話でした。
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【ジャングルクルーズの仕組み】あのボートは本当に運転してる?【ディズニーランド_アトラクション】 - YouTube