現在はディズニーランド・ディズニーシー内にいくつか設置されている自動販売機。
自販機は、2008年に初めて設置されました。
では、なぜこの年まで設置されなかったのでしょうか?
ディズニーランド・ディズニーシーでは、人と人とのつながりを大切にしています。
ゲストが自販機を利用すると、そこにコミュニケーションは生まれません。
しかしワゴンで購入すると、キャストとゲストの間にコミュニケーションが生まれます。
人同士のつながりを大切にするために、パークでは長い間あえて自販機を設置しませんでした。
しかし、近年は夏場の温度上昇も深刻化しています。
このままでは、ワゴンにできた長い列に並ぶことで熱中症になってしまう危険性も…
人同士のつながりは大切ですが、それ以上に大切なものがあります。
それは、安全性。
そこで、2008年パークに自販機が誕生したのでした。
かつては人と人とのつながりを大切にし、今は安全性を大切にしたディズニーのこだわりでした。