ナヤのディズニー・ピクサーブログ

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クリッターカントリーの細かすぎる演出に見る、南部の唄のストーリー【スプラッシュマウンテン】

チカピンヒル

出典:「南部の唄」

先日、以下の動画を拝見しました。

www.youtube.com

クリッターカントリーには、スプラッシュマウンテンのてっぺんが見える子供用の覗き穴があるそうなのです。

こちらはもしや、南部の唄のとあるシーンが元になっているのでは?と思いました。

まず以下の記事でも紹介している通り、スプラッシュマウンテン(旧称チカピンヒル)のてっぺんは南部の唄におけるきつねどんの住居です。

haramakikny.hateblo.jp

そして南部の唄の作中では、家(スプラッシュマウンテン)の頂上の木からうさぎどんを覗き見るきつねどんのシーンがあります。

きつねどん

出典:「南部の唄」

 

 

このシーンできつねどんは、頂点の木に空いた覗き穴から地上の様子を覗いています。

この状況、クリッターカントリーにある前述のスポットと似ていませんか?


つまり、この木はあのシーンのオマージュ。

きつねどんは自分だけがうさぎどんを監視していると思っていましたが、うさぎどんも地上の木からきつねどんの姿を監視していたのですね。

きつねどんがうさぎどんをのぞく時、うさぎどんもまたきつねどんをのぞいているのです。

ここに実際のキャラクターがいるわけではないのに、さりげなく置かれた装飾だけで物語の続きや生きたキャラクターの影を感じさせるのは本当に素敵な演出ですね。

そう考えると、この木が子供しか覗けない狭さ・高さになっているのも、目立たない場所にあるのも、大人は気付かず素通りしてしまうような存在なのもすべてがつながります。

子供しか入れないという点は、小さなうさぎどん専用と考えれば合点がいきます。

 

 

「目立たない場所にあって大人は気づかない」というのは、まさに「きつねどんやくまどんにバレないようわかりにくい場所・物体を選んだ」ということになります。

筆者もこちらの覗き穴の存在は存じていなかったのですが、「多くのゲストが気づかない」という状況そのものも、なんだかゲストがうさぎどんに一杯食わされているように見えてきてユニークです。


記事を書いたあとに気付いた追記:

ご紹介させていただいた動画のコメント欄を拝見したところ、先に同じことを書かれている方がいました…!(失礼しました…)

でも予想が当たっていたようで嬉しいです。

ちなみになぜこの穴からスプラッシュマウンテンの上の部分が見えるのかと言うと、アトラクションでも確認できるのですが、スプラッシュマウンテンの頂上にはきつねどんの住処があるのです。そして、きつねどんに狙われているウサギどんがきつねどんの動きを自分の姿がバレることなく確認できるように穴の向きが上になっているのだそうです。以前私がビーバーブラザーズのキャストさんに聞いたお話です。すごいこだわりですよね。
(上記の動画のコメント欄より)

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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