先日、久々にディズニーランドに行きました。
スプラッシュマウンテン&クリッターカントリーを半日くらいウロウロしていて気づいたことや考察もどきを書きたいと思います。
- 最初のシーン-2匹がうさぎどんの出身地を知っている世界線?
- なぜくまどんは罠にかかったのか(原作とスプラッシュマウンテンの違い?)
- きつねどん&くまどんが蜂の巣を覗くシーンはあのパロディなのか
- 急降下直前のきつねどんの部屋に置いてあるもの
- 最後のシーン
- うさぎどん&くまどんのファッションの話
- うさぎどん&きつねどん&くまどんの像
- クリッターカントリーの井戸に続く足跡の考察
- うさぎどん&きつねどん&くまどんの風見鶏
最初のシーン-2匹がうさぎどんの出身地を知っている世界線?
ふと思ったのですが、このシーンってうさぎどんが"いばらの茂み"にある家から出ていくところをきつねどんとくまどんはガッツリ見ていますよね。
ここから予想するに、スプラッシュマウンテンの世界では「うさぎどんがいばらの茂み生まれ」ということをきつねどんとくまどんは認知している可能性があります。
しかしスプラッシュマウンテンのストーリー上では、「いばらの茂みに住んでいるうさぎどん(=そこに投げ込まれても痛くも痒くもない)がわざと「いばらの茂みには投げ込まないでくれ」と嘘の懇願をして2匹から逃げ切る」という流れでした。
2匹がうさぎどんの住処を知っているのであれば、「いばらの茂みには投げないで」が通用しなくなってしまいますよね。
ところで…南部の唄ではきつねどん(いばらの茂み生まれだと知らない)がうさぎどんをいばらの茂みに投げ込みますが、アトラクションではこの役割がくまどんに変わっていました。
ここから考えられる予想としては、「うさぎどんがいばらの茂み育ちと知っていたので、きつねどんはうさぎどんが自分たちを騙そうとしていると気づいた。でも、あまり頭の良くないくまどんはそれに気付かず投げてしまった」ということだったのかもしれませんね。
なぜくまどんは罠にかかったのか(原作とスプラッシュマウンテンの違い?)
「お前を馬鹿にしたうさぎ野郎をとっ捕まえてやる!」というきつねどんのセリフが好きです。優しい。
ここは南部の唄だと、
「きつねどんの罠にかかったうさぎどんは、『ここにぶら下がって畑のカラスを追い払う仕事をしている。1分1ドル稼げるんだが、君もやってみないか』とくまどんに架空のビジネスを持ちかけて代わってもらう」
というシーンでした。
しかし、スプラッシュマウンテンでは南部の唄と違ってくまどんがにんじんを持っています。
スプラッシュマウンテンは、罠にかかる過程が南部の唄とは違っていた可能性がありますね。(上記のストーリーをアトラクションだけで解説するのは難しいため、外見だけで理解できるようなわかりやすい形にしたのかも)
状況から想像するに、「うさぎどんを釣るためににんじんを置いてそばに罠を仕掛けたら、くまどんがつられて引っかかってしまった」のかもしれません。
「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」のランドールとクロウズのシーンみたいなイメージです。
(しかも横のうさぎどんはにんじんを食べています。釣り餌だけ持ってかれてしまったのですね)
きつねどん&くまどんが蜂の巣を覗くシーンはあのパロディなのか
ここ、きつねどんの鼻にハチが止まっていると初めて気づきました。だから「イテテテテ…」といっていたのですね。(上の図を描いた時には気づかなかったので、図ではハチが止まっていません…)
もしかしてここはくまのプーさんのパロディなんじゃないかとずっと考えています。
出典:
https://www.youtube.com/watch?v=UDm3NlSSJyg
このあとプーさんはすっ飛んではちみつの木の穴に突っ込むので、そこも近いです。
直後の落下の際、左の方からきつねどんとくまどんの悲鳴が聞こえるのが好きです。急降下の時にキャラクターが一緒に叫ぶ演出ってなかなかレアですよね。
急降下直前のきつねどんの部屋に置いてあるもの
きつねどんの家でうさぎどんにピンチが迫るシーン。
きつねどんの影・うさぎどん・外の景色に目が行きがちであまり部屋の内装を見たことがないので、見てみました。
部屋に見られるものは主に、沸かした鍋・テーブル・はしご・うさぎどんです。
テーブルにはたくさんの果物が積まれていました。ちなみに肉の前に果物を食べると痩せるそうです。健康に気を使っていて偉いですね。
はしごは、南部の唄できつねどんが駆け下りていた「枯れ木のてっぺんに続く穴&そこまで上り下りするためのはしご」です。
枯れ木の先には、うさぎどんを監視するための覗き穴があります。
出典:南部の唄
このシーンです。細かいですね!
この覗き穴については、以前の記事で詳しく触れています。
はしごを登った先からは、南部の唄同様に外の光が漏れ出しています。
(ちなみに…はしごの先は夜に乗っても明るかったので、こちらは本当に屋外につながっているわけではなくあくまでも演出のようです)
最後のシーン
出典:
https://www.youtube.com/watch?v=4NgUlcl8ucM&t=171s
自分たちもいばらの茂みに落ちてしまったきつねどんとくまどん。
南部の唄ではうさぎどんのシメ方を巡って二人がケンカを始めるのがお決まりのパターンだったので、今回もケンカした弾みに間違えて落っこちてしまったのでしょうか。
その拍子に吹っ飛んだのか、帽子を被っていないきつねどんがいいですね。
「きつねもくまも友達だ」の後に「みんな仲良くお祭りだ」という歌詞が来ることで、「みんな」にきつねどんとくまどんも入っていることをイメージさせてくれるのが好きです。
うさぎどんの隣にいる青い鳥、「♪みんな君を待っていた」という歌詞のところでは歌わず「みんな、君を待っていたんだよ」と喋るのですね。初めて知りました。
うさぎどん&くまどんのファッションの話
うさぎどん&くまどんは「南部の唄」とは若干ファッションが違っていることに気づいたでしょうか?
うさぎどんは、腰のあたりにヒモを巻いていてちょっとおしゃれになっています。
くまどんは、帽子の色が赤から黄色になっています。
うさぎどんのヒモは確認できませんが、くまどんの帽子の色はポスターでも黄色になっていますね。
出典:
https://www.youtube.com/watch?v=ecBxU9r_Uqo
ちなみに、今はなきアトラクション「ミッキーマウスレビュー」ではきつねどんとくまどんの帽子の色が反対になっていました。
うさぎどん&きつねどん&くまどんの像
「あそこにうさぎどんがいるんじゃないか」と向かいの水車小屋を見ているきつねどんとくまどんとそれに乗っかるうさぎどん(気付かれていない)。
うさぎどんが自分に気づいていないくまどんを指差して笑っているのがいいですね。
くまどんの目の色、南部の唄同様赤なのですね。
南部の唄だと赤ですが、スプラッシュマウンテン・グリーティング・キネクトでは黒だったので、南部の唄通りになっているのはなんだかレアでいいですね。
クリッターカントリーの井戸に続く足跡の考察
井戸の近くにある足跡を見てみましょう。
複数の小さな足跡と一つのやや大きな足跡が、井戸に空いた小さな穴に向かっています。
小さな足跡は井戸の中に入っていきますが、大きな足跡は井戸に入れない大きさであるからか引き返していきました。
この足跡はみんな友達で、小動物が井戸に入るのを大きい動物が見送ったのか?
それとも大きい動物も一緒に入りたかったけど入れなかったので、残念に思いながら帰って行ったのか?
はたまたこの動物たちは敵同士で、小動物は大きな動物が入れない井戸へと逃げ込んだのか?
想像が膨らみますね。
うさぎどん&きつねどん&くまどんの風見鶏
スプラッシュマウンテンの出口にある風見鶏。本物ではなくオブジェなので、ずっとこの方向を向いている様子です。
彼らの行く方向がS(南)に向いているのは、もしかして「南部の唄」とかけているのでしょうか?